ニュース概要と判決の骨子
アメリカでまた大きなニュースが出ました。
2025年1月、アメリカの金融規制機関 CFTC が海外のバイナリー業者に対して、総額4億5,160万ドル(今のレートで約670億円) の返金・罰金を命じたんです。
対象になったのは
BigOption(ビッグオプション)
BinaryBook(バイナリーブック)
BinaryOnline(バイナリーオンライン)
という名前で運営していたグループ。
具体的にどんなことをやっていたのか?
・まずは 誇大広告
「誰でも簡単に儲かる!」「勝率90%以上!」といった宣伝を大々的に流していました。
でも実際にはそんな勝率は存在せず、ほとんどが嘘。
・次に ボーナス制度の罠
入金すると「おめでとう!◯◯ドルのボーナスをプレゼント!」と嬉しそうに見せる。
ところが、そのボーナスを受け取ると 一定の取引回数をこなさないと出金できないという公開されていない 条件が隠されており
結果的に「勝っても負けてもお金を出せない」という状況に追い込まれます。
・さらに 出金拒否やアカウント凍結
利益が大きくなってきた人ほど「不正な取引が確認されました」といった理由をつけられ、口座を凍結。
サポートに問い合わせてもまともな返答がなく、結局は資金を失った人が多数いました。
・そして極めつけが 取引画面の操作
リアルタイム相場と違う価格を表示させたり、わざと顧客が不利になるように判定結果を操作した疑いも認定されています。
これでは勝てるわけがありません。
要するに、
「簡単に稼げる」と誘って金を入れさせ、出金はさせず、負けさせて吸い上げる。
やっていたことはもう詐欺そのもの。
しかも罰金や返還命令の総額が 670億円 って、日本のニュースでもめったに見ない規模です。
摘発された業者の素性と勧誘の実態
今回名前が出た BigOption・BinaryBook・BinaryOnline は、どれも聞き慣れない人も多いと思います。
実際のところは「オフショア(海外の金融規制が緩い地域)」を拠点にした業者で、ネット広告やSNSを通じて世界中に勧誘していました。
拠点はどこにあったのか?
裁判資料によると、主な拠点は イスラエル系の運営グループ。
登記上は セーシェルやマーシャル諸島 といったタックスヘイブン(規制が甘い国や地域)を利用していました。
要するに「実態はイスラエルにある会社」なのに「法律が緩い国の名前で運営していた」わけです。
これ、日本人が「海外だから大丈夫だろう」と安心して口座を作ってしまう典型的なパターンなんですよね。
どうやって勧誘していたのか?
勧誘の仕組みもよくできていて、こんな流れが多かったようです。
- SNS広告や投資情報サイトで「誰でも簡単に稼げる」と誘う
- メールや電話で営業担当がつき、半ば強引に入金を勧める
- 「特別な内部情報がある」「プロトレーダーが取引をサポートする」と持ちかける
- 入金すると「もっと稼ぐために追加資金を」と要求
- 出金を試みると「条件を満たしていない」と拒否
こうした営業トークを、訓練を受けたオペレーターが行っていたと言われています。
「あなたのために一生懸命頑張る」と親身に寄り添うフリをしながら、裏では顧客の入金額をどう増やすかだけを考えていた。
日本人も狙われていた?
これが他人事じゃない理由は、日本人も実際にターゲットになっていた可能性が高いこと。
バイナリー業者の多くは 日本語サイトを用意 していて、
「カスタマーサポート日本語対応」「安心の海外業者」とアピールしていました。
日本の投資家がこの事件から学ぶべき教訓
今回のニュースを「アメリカの話でしょ?」と流してしまうのは危険です。
なぜなら、同じような手口で日本人も確実に狙われているからです。
教訓① 「海外=安全」ではない
「海外業者だから日本の規制に縛られないし、むしろ自由でいいんじゃない?」
そう思って口座を作る人は多いです。
でも、今回のように実態がイスラエルにあって、名義だけセーシェルやマーシャル諸島に置く業者は山ほどあります。
彼らの目的はシンプルで「入金させること」。
出金させる気なんて最初からない場合もあります。
教訓② 「ボーナス」に注意
バイナリー業者がよくやるのが「入金額の50%をボーナスでプレゼント!」みたいなキャンペーン。
でも裏の条件を見ると「ボーナスを受け取ると出金不可」「◯倍の取引量をクリアしないと資金を引き出せない」といった縛りが隠れています。
つまり「勝っても出金できない」罠に自らハマってしまう。
この事件で明らかになったのもまさにそこです。
ボーナスは使い方次第で強力な武器にもなりますが、規約や縛りを何も分からないまま使用すると自分を縛る高速具になります。
使用する際は必ず規約をよく読んでから使用しましょう!
教訓③ 甘い言葉に惑わされない
「誰でも勝てる」「勝率90%保証」「プロがサポートする」――
聞いていて気持ちいい言葉ほど危険です。
僕自身、昔に「限定情報を教える」という甘い誘いにのって後悔したことがあります。
結局は何の根拠もなく、ただ追加入金を狙っていただけ。
今振り返ると冷静さを失っていたんだなと思います。
教訓④ 出金できるかどうかが全て
バイナリーに限らず投資は「利益を現金化できて初めて意味がある」ものです。
どれだけ勝っても、出金できなければそれは“数字上の幻想”にすぎません。
今回のニュースは「出金拒否が横行していた」ことが決め手になり、巨額の罰金につながりました。
つまり出金できる業者かどうかを最初に見極めるのが、自分の資金を守る一番のポイントなんです。
まとめ:安全に魅力を活かすならBubinga一択
今回のニュースで分かる通り、海外のバイナリー業者には**「出金拒否」「怪しいボーナス条件」「アカウント凍結」**といったリスクがつきまといます。
「海外は全部危険!」と切り捨ててしまいたくなる気持ちも分かります。
でも正直に言うと、海外業者には国内では得られない大きな魅力もあります。
例えば――
- 高いペイアウト率(国内業者は1.8倍程度が上限ですが、海外は2倍前後も可能)
- 取引時間の自由度(数秒〜長期まで柔軟に選べる)
- 取引のシンプルさとスピード感
こうしたメリットがあるからこそ、海外バイナリーに魅力を感じる人は多いはずです。
じゃあ、どの業者を選べばいいのか?
僕が実際に使っていて安心しておすすめできるのが Bubinga(ブビンガ) です。
Bubingaをおすすめできる理由は――
- 日本語完全対応のサポート
- 入出金のトラブルが少なく、処理も早い
- 高いペイアウト率で利益を最大化できる
- シンプルな取引画面で初心者でも使いやすい
- 定期的なキャンペーンやボーナスが透明でわかりやすい
国内業者の堅実さと、海外業者の魅力をちょうど良く合わせ持っているのがBubingaなんです。
行動喚起
「海外はリスクがあると分かっていても、魅力は捨てがたい」
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